確率
営業の責任者をしていた時、宿泊施設の立ち上げをした時にもスタッフに話したことがあるのですが、ビジネスでもプライベートでも現在周りにいる人たちと出会う確率って・・・深く考えるとすごいものがあります。
特にビジネスで「同じ釜の飯を食う」っていうのは、互いに苦しいこと、うれしいことを共有が出来て、飲み屋で知り合いになったとかその程度のかかわりより、凄く深い付き合いだと感じる。
自分のスンドゥブの事業にかかわる確立を考えて見ると
①数多くの企業がある中、ウチの会社を選んだこと。同時に入社できたこと。
②数多くの同僚、上司、部下が居た中で15年以上会社に在籍してきたこと。
③代表がニューヨークに在住するようになって、スンドゥブと出会ったこと
④自分が料理が好きなこと
⑤この事業に偶然参加できたこと。
・・・など数々の偶然が重なっていまの自分が存在します。
もっと、突き詰めれば、この時代に生まれてきたこと、東京エリアの住んでいたことなど、上げたらキリがないですが。現在のスタッフに出会えたことも、何億分の1の確率でしょう。
こと、東京スンドゥブの味に関して言えば、自分の作ったスープ、タテギ、H氏の持っているレシピが融合して今現在の味があります。研究もありましたが、偶然出会った味です。
この偶然って大切にしていきたいと今も考えています。カツオのマヨネーズ醤油の食べ方でも書きましたが、偶然に出会って今までには想像の出来ない味が生まれたり、方法論が確立されることはあります。
これからも、それを大切にしていきたいと思う。
グルメぴあに掲載されました。