競馬の祭典「日本優駿」、ダービーだ。
競馬をしない人でもダービーという言葉は聞いたこともあるだろうし、競馬以外でも頂上決戦など「ダービー」をいう言葉が使われるくらいメジャーな戦いだ。

毎年生まれてくるサラブレット7万頭の頂点を決める一戦だ。
そして、そのダービーに勝利した騎手は「ダービージョッキー」と呼ばれる。
競馬関係者であれば、一度は手にしたい栄冠だ。

しかも、ダービーは馬が3歳時に行われるので、チャンスは一回しかない。
馬レベルで考えるとリベンジがきかない、一生に一度だ。それだけ特別なレースなのです。

今年は横山典弘騎手がその栄冠を手にした。
この横山典弘騎手は、一流のジョッキーで数々のレースで勝利を挙げているのだが、どちらかというと武豊ジョッキーのような派手さはない。
そして、ものすごく注目が集まるレースでは武豊が1着、横山が2着という場面が多々あった。なので一流ジョッキーではあるが、大舞台ではどことなく勝負弱いイメージがある。2着の横山というあまりうれしくない称号まである位だ。

そして、ダービーへの挑戦は20年にも及ぶ。
今日の勝利騎手インタビューでも、インタビュアーが「ダービーを取るまで20年かかりましねぇ」との問いかけに。

「20年かかろうが30年かかろうが、ジョッキーやっててダービーを勝てればいいなぁと思っていましたので、まさかこんなに早く勝てるとは思っていませんでした。」とコメントをした。

インタビューを聞いていて、皆「まさかこんなに早く勝てるとは思っていませんでした。」というコメントが気になっただろうと思う。

TVの解説者は横山騎手より先輩でもダービーを取っていない騎手がいるので、それを気遣っているのでは・・・なんてことを言っていたが自分はそうは感じなかった。
人の時間の感じ方はそれぞれ異なる。
普段の生活では何時間・何分という世界で仕事や生活をしていても、ライフワークというか人生の目標や目的まで考えると、何分・何秒では語ることが出来ないと自身の思いや背景があると思う。

スゴロクやゲームであればゴールは決まっていて、そのゴールに向かうまでの過程で色々とあるわけだ。

ただ、人の生き方にはゴールはないし、その人の考え方によってゴールは異なる。
横山騎手にしてみれば、職業的な意味を踏まえて「ダービージョッキー」という称号は願望であり夢ではあったが、勝ってみて初めて経験することなのだが、
実は最終的な目標ではなく過程だった。

自分の見解でした。
ただ、見方を変えると全く逆にも見れる横山騎手のコメントでもある。
単純に毎回毎回、苦節何年とか言われるの、それに反発したのかもしれない。
その可能性が高いととも思いながら・・・・とにかく意味ありげなコメントだったと思った。

ただ、ひとつ言えることは20年だろうが、30年だろうが自分時計は自身で作るものだ。10年と1年と感じる人もいれば50年と感じる人もいる。

1+1=2だが、そんな計算が立たないのが人の存在であると思う。

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