0から1にするのと
1から10にするのって、どちらが難しいのだろうか?
普通に考えると、+1より、+9のほうが難しいだろう。
まぁ、それが見えている部分の現実だろう。
よく、数学を例えにして0はいくつかけても0だけどなんて
例えがあるけど、そんな話ではなく
自己の気持ちであったり、そんな部分でいうと、0から1って
凄く難しく、苦難な道だと思う。
例えて言うなら、処女・童貞。
そこを乗り越えないと、なにもその部分では未体験で、その世界はわからない。
まぁ、上記の例は普通に生活していれば、いずれ迎えることが出来るだろうけど
ビジネスとしてはじめて経験することは、初実績をあげることがいかに大切で
あることを実感しています。
自分が営業の仕事をしていた時に、初成約することを「アイスブレイク」と
呼ばれていました。本来の意味とは違うんだけど
「氷のようになった雰囲気を壊す」といった意味では同じイメージ。
成果をあげることが出来なくて、必死こいて営業活動をするんだけど、すぐには
結果が出ない。そこで悩む人もいるし、挫折してやめていく人もいる。
でも、悩んでも必死こいて努力して、アイスブレイクして
0から1になった瞬間、そしてそこから一気に伸びる人もいる。
1つの成功体験が、そして未知の体験が、能力を開花させる。
実は凄く大切なことだと思います。
これって、別に営業の仕事だけじゃなくて、どんな仕事でもチャレンジして
そしてそれが上手くいった時に味わえる体験だと思うんです。
飲食でもサービスや、調理でも課題をあたえてチャレンジさせて見て
失敗することもあるだろうけど、成功して体験する。
それが、仕事に対しての姿勢になったり、夢になったり、セルフモチベートに
なったりするのだと感じます。
だから、もちろん自己の力も必要だけど
先輩や上司がそこを理解して0から1にするサポートをすることも必要だと。
それが、その人の能力を引き出すことだと思っています。
理想は、思いや夢を共有できる事。
ただ、まず0から1にするために、武器を与える。
それがやり方であっても、ツールであっても。
だって、いくら支部長が営業本部長が言ったとしても、0の人には
遥か彼方の人が言っているとしか思わないから。
処女や、童貞にいくら、言ったって・・・・。
やめておきますが、そんな感じす。
昔の戦士達は、武器を与えられときに、その武器を持つことによって
戦う精神状態を得られたり、受けっとった上官の思いを引き継いだと
言われています。
自分が教わった言葉でこんなのがあります。
「20歳であれば20年、30歳であれば、30年まったく違った世界で
生きてきたんだ」
「20年・30年のその人の経験や思想を、たった、1週間、たった1ヶ月
たった1年 で変えることなんて、普通に考えたらできないんだよ。
でも、それを変えて仲間にするのが俺たちの仕事なんだよ」
「だから、俺たちの仕事は、そんな人に20年、30年の経験とは
違った世界を見せることないんだよ!」
わかってるのか杉山って~言われました」
今自分で作った言葉ですが、そんな声が聞こえたような。
天国から言われた感じがしました。
頑張ろうっと。
そして、これは社員だけではなく、バイトさんにもそんなスタンスが必要だと思います。
理想は自発ですが、まず成功体験をさせちゃう。
0から1にするのは使命だよ!
これが俺は必要だと思っています。