先日お付き合いのある食品会社のセミナーに参加しました。
なかなか忙しくて時間が作れない現状でしたが、たまためその日がスタッフの比較的そろっていたのと、セミナーのテーマが「激変する外食・生き残りの条件と伸びるビジネス」という興味深いものだったので、調理長と出かけてきました。
営業部時代にはよくセールスのセミナーなどには参加していたのですが、それ以来で本当に久々です。
眠くなったらどうしよう・・・とか心配していましたが、その心配は不要でした。
まず、Food Biz代表の「神山泉」先生の講演が始まり、まずアメリカと日本の飲食業の事情から始まりました。
日本の飲食業は97年にピークを向かえ29兆5000億あったが、昨年は25兆円。
アメリカは55兆円産業になり、ここ2年くらいで70兆円産業になると言われている。
この違いは、日本の人口の減少に対してアメリカは人口が増えている。また、アメリカは新しい「ファーストカジュアル」という市場を創造したのに対して日本では市場創造がされていない。
高齢化社会・格差社会の問題とか、かなり大きな視点の話し、また飲食店の立地の話や調理力の大切さなど具体的な話など、良いテンポで進んでいきます
内容も興味深いということもありますが、講義がテンポが良いのと、歯に衣着せぬザックバランなトークは非常に面白く為になりました。
この先生のセミナーはまた機会があったら参加したいと思いました。
調理長も、セミナー中、寝ることなく、大変ためになったと満足してました。
後半はフードコーディネーター「池田恵里」先生の「冬でも売れる温惣菜」という内容で、池田先生がコーディネートした温惣菜を実際に試食することが出来ます。
大根の彩り揚げ煮
鶏団子と白菜のだし煮
豚の角煮、オレンジ風味
かぼちゃのぜんざい
それぞれ見栄えも含めてテーマが決まっています。おいしく食べさせていただきました。個人的には豚の角煮のオレンジ風味が気に入りましたね。
これからも機会があったら、外に出て色々学んでいきたいと思います。