先日のランチはI部長と広報のF木さんと、鉄板焼きのお店に行きました。
いままで、ランチの時に何度も通っていたお店なのですが、ちょっと奥まっていて全然気がつきませんでした。
情報元はI部長で以前ブログにも登場した女性スタッフから教えてもらったそうです。
自分とF木さんはステーキの定食を頼んだですが、880円というリーズナブルな料金にしては、なかなかの味でした。I部長はちょっと高めのサイコロステーキを頼んで、「うまい、うまい」と満足した様子。
自分はサイコロステーキというと、スーパーで売っている肉片を固めたものをイメージして頼まなかったのだが、きちんとした肉をサイコロ状にカットしたもので、おいしそうでした。
I部長が今回おとづれたお店の情報を仕入れてこなかったら、その飲食店との出会いは無かったかもしれない。
この口コミというのは、飲食店において非常に大きいのである。
それが専門店であればあるほど・・・・。
専門店といっても、牛丼チェーンやハンバーガーのチェーンといった知名度もあり、同じ商品を扱っているライバルが犇く(ヒシメク)いわば成熟した分野の話ではない。
今回おとづれた鉄板焼きのお店であったり、ウチのスンドゥブも該当するような、マーケット的にまだ確立されていない分野の飲食事業のことをさしている。
飲食店に求めるお客様の欲求は色々あると思う。(自分がお客という立場で考えても)
例えば、ランチであれば毎日のことなので、「なるべく安いものを」という心理は働くだろう。
また、仕事やスケジュールの関係で「なるべく早く食べれる」ものだったり、逆に「食事をした後に、お茶をしながら長居をしたい」とか色々な欲求があると思う。また入りやすいお店だったり、ランチは必然として会社に勤めているのであれば、周辺に限られてくる。
夜は夜で「一杯いこうか!」となった時に、懐具合もあるし、その時のメンバーなどシチュエーションによって選択肢は変わってくる。
自分もお店の使い分けはしているように、お客様もしているのだ。
自分は、駅中にある、「立ち食いそば」を利用したり「牛丼チェーン」を利用するが、そこに求めるものは「早さ」だ。
サッと食べてサッと移動できたり、仕事に移れる。それ以外はない。
でも、飲食「専門店」における、目的は上記の条件とは異なると考える。安いとか、早いとかの外的な要因ではお客様はつかめないのである。
専門店に来店いただける1つの条件は「味」がいいか、「サービス」がいいかに集約されると考えています。
値段の安さや手軽さも必要だが、我々はスンドゥブ専門店という部分において、その味やサービスにおいて誇りと自信をもたなければならない。
専門店にお客様が求めているものは、確かにお得感は必要だが、味やサービスに左右される。
それが専門店の本質なのであると思う。(続く)