ブログのサブタイトルにもあるように、自分は飲食業はド素人だったのです。
ド素人という意味は、7年前に飲食業に関わるまで、飲食業の経験はゼロです。
バイトすら経験はありませんでした。
最初は飲食のイロハでもある、経費分析すらわからない。
FLってなんなの?ってレベルでした。
QSCってなに?SQLならわかるけど・・・・・・。
なんせ、自分は今の会社では他事業部の営業部門にいたので、営業や多少のITもかじっていたので、そこは分かるんだけど飲食業という部分に携わったのは40歳過ぎて、ド素人状態。
ただ、幸い飲食業という仕事は未経験だったが食べたり、飲んだり飲食業は人一倍「お客」として利用していた。
ラーメンから始まり、銀座の高級イタリアン、高級割烹などある時期は見境なく、飲み食いだけで月に40万近く使っていた時期もあった。
それだけ飲食が好きだったってこと。
今となっては財産だしそして、馴染みになったお店ではレシピや作り方を少し教えてもらって、自宅で休日などに作っていたから、飲食業経験ゼロとは言っても、料理はそれなりに知識があった。
増して飲食にたずさわるようになってからは、好きもこうじて勉強や研究もしてきました。
今では、ド素人なんて言うと部下に怒られるけど、自分はいつまでも素人思考でいたいと思ってます。
だって、変にプロ思考になってしまってプロ目線だけにとらわれてしまうと、「お客様目線」の開発ができなくなってしまうから。
飲食業ってあくまで、お客様が主役であって料理人やホールお店が主役じゃないんだからね。
それに変に「この料理はこうするみたいな」固定概念が出来てしまうと、その方新しい斬新な発想が出てこなくなってしまうって事も料理の世界では結構聞きます。
もし、自分が韓国料理のプロだったら、スンドゥブにチーズやバター、明太子なんて入れるはずなかっただろうし、そうなると今の東京純豆腐もなかったんじゃないかと思いを通りこして、確信してます。
専門的になって、一極集中しすぎる事も必要だけど、一歩みを引いて見ることも必要だし、そしてお客様を経験する事も飲食業のとっては必要なんじゃないかなと思います。
飲食にたずさわる方は、技術や知識を身につけることも必要だけど、お客様に多くなる機会を設けることをお薦めします。
そして感じたことを自分の経験としてお客様に実践する。
それも大切なことだと思います。