本日10周年をむかえました

久々のブログで、さながらいきなりスポットで放映される「北の国から’92巣立ち」みたいな突然の更新ですみません。
なんか、常連でよく行っていたお店に顔を出さなくなると、なかなか行きづらくなっちゃうことってありませんか?
ブログもそんな感じで遠ざかっていました。

東京純豆腐物語10周年

東京純豆腐物語10周年

 

 

 

 

 

 

 

東京純豆腐は本日4月12日に10周年を迎えました。
思えば教育事業を20年以上の歴史の会社が素人軍団が、初の飲食業に挑戦し10年を迎え30店舗以上の展開、シンガポール進出と本当の当時を思えば奇跡なようなもので、立ち上げにかかわった者としては非常の感慨深い思いです。

東京純豆腐がお客様に支持されて来たのは「私たちのスンドゥブに対する情熱と思い」が伝わってきたからかもしれないと感じています。

徹底的に味にこだわり、オリジナリティのある「いままでにはない雰囲気や商品」

そもそも韓国の家庭料理であったスンドゥブは、ロサンゼルスの健康ブームによる豆腐ブームの影響をうけてスンドゥブ専門店ができました。
本格的なスープ、スンドゥブ用につくられた豆腐。

それは韓国の家庭で食べられているスンドゥブとは別ものでした。

そこに目をつけた本家の韓国も1料理カテゴリであったスンドゥブをロスからの逆輸入的な感じで専門店ができました。

で、じゃあ我々はいうと東京発信の新しいスンドゥブ専門店として、かつて中華料理の1つであったラーメンが専門店化したように、オリジナルのスンドゥブを開発して日本の食文化として定着させるという大きな理念のもとにスタートしました。

スープのとりかたや材料なども韓国のスンドゥブとは別物です。

チーズやバター、トマトなど入れたスンドゥブは試食段階で大変おいしく、必ずヒットすると確信していたが、ブログなどで、あれはスンドゥブじゃないとか、気持ち悪いなどと陰口をかかれたこともありました。
ただ、思ったとおり表参道近くの青山店では、チーズスンドゥブ、味噌バタースンドゥブが大人気に。

今ではスンドゥブにチーズ、バターは定番となっており、他のお店でも使用されるようになりました。

また、スンドゥブ自体も当時と比べてスーパーなどにも並べられるようになり、知名度もあがってきました。

そんな部分ではまだまだではありますが、スンドゥブを日本の食文化にするという部分では多少なりとも貢献できたというか、少しは近づいている自負はあります。

先日、かみさんの友人に海でとった生ワカメをおすそ分けするときにあったのですが、大の東京純豆腐ファンでよく横浜のお店を娘さんと利用するとのこと。
東京純豆腐の立ち上げメンバーということで「憧れの人」に会えたみたいな反応でお店のファンがこんなところにもいることにちょっとウルッとしました。

多くのファンに支えられている東京純豆腐ですが、はじめから行列が出来るようなお店ではありませんでした。

開店当時は、それはそれはご来店されるお客様をキッチンから見るたびに、「ヨシ」という感情と「本当にご来店いただけることへの感謝の気持ち」でいっぱいでした。

そして、お客様がお帰りになる際「美味しかったよ、また来るね!」なんて言葉を聞くとマジで涙がウルッって来る連続でした。

おそらく、自分は飲食業での仕事が初めてだったので、超敏感だったのかもしれない。
しかも、これは自分だけの感情かもしれないが、教育事業で20年以上も歴史がある会社でど素人が飲食業に参入して、「成功するわけがない」みたいな周りの目も感じていたのでお客様からご支持していただけることに対して、人並み以上に嬉しかったのです。

周りの目というのは外部だけではなく、同じ会社の他事業部の人もふくめてだ。

企業としてお店を運営するのは、利益をあげること。
バイトさんが勤めるのも給与をもらうこと。
これは大前提。凄く大切な事柄だと思います。

ただ、その方法論は色々あるとあると思います。

プロダクトアウトとマーケットインという言葉があります。
プロダクトアウトとはプロダクト(商品やサービス)を自ら作って流行を作ったりとか、発信していく。

マーケットインとは流行っているものや流行にのって、業界に参入する。

どちらも商売の方法なのでどちらがいいとかじゃないし、長所短所があります。
ただ、東京純豆腐は間違いなく、プロダクトアウトの業態で、しかももちろん利益を上げることは企業で言えば血ですから根本にあるのですが、その先に「スンドゥブを食文化にする」っていう「揺るぎない理念」があります。

その理念を10年後の20周年でも、伝える人の集団のスタッフであってほしいと思います。
例え、いまから5年後に本当の意味で「スンドゥブが食文化」になっていたのらば、その時は、携わったスタッフ全員が「自分たちが作った文化だと」自信を持っていえる集団になって欲しいと思います。全員ですよ!!

で、ですね、久々のブログで話がまたまた長くなってきたのでそろそろ、締めに入ろうと思いますが、だいぶ前に書いたブログで「ミールからシーンへ 」という投稿があります。


「ミールからシーン」

実はこの投稿を見た飲食関係の記者さんから取材を受けて雑誌に掲載されたことがあります。
記者さんも内容に共感してくれたのと、感動してくれたそうです。

この記事内容の通り、実感した経験で、本当に大切だと思います。

飲食店は料理という媒体を通じて、お客様に満足できるシーンを与える、価値を与えるってことが一番大切なのだと思います。

これはビジネスでは原理原則で、例えば遊園地であればアトラクションを中心にその媒体を中心に楽しいシーンを演出する、価値を与えるってこと。

これはすべての商売に共通することだと思います。

そのシーンをつくる、価値を提供する。

そして上記をふまえて理念に共感して行動する。

こんな経験をする。

ある意味それもシーンなんだよね。

そして経験なのです。

「文化をつくる」「お客様の笑顔」「シーンをつくる」そんな経験に参加したことは、素晴らしいものだと思います。

このまま当社に就職するひとも、卒業して新たな道にすすむ人。
人それぞれだと思いますが、このシーン、経験を大切にしてもらいたいし、大切な経験になるように、してもらいたいと思います。

その為には、大切な経験なシーンにするために、組織としてまた個人として意識していこう!
そして、イメージしていこう、お客様の笑顔を!

2016年4月12日 「十周年 伝え続けたい気持ち」 フードプロデューサーS

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